- 幼稚園給食支援プログラムの第2期終了
- 第3期は支援対象地域・年齢を拡大
- 2省の幼稚園児と小学生の給食支援
森永乳業株式会社(東京都港区)と国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)は、2023年5月に開始した西北部地方ディエンビエン省トゥアンザオ郡での幼稚園給食支援プログラム「Smiles & Health for Children」の第2期の取り組みを終了した。
![]() (C) 森永乳業 |
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同プログラムでは、子どもたちの健康・栄養改善への貢献を目的として、対象の幼稚園において給食提供の施設や調理の基盤整備と、子どもたちの健康・栄養を管理する教員や保健スタッフの知識向上やスキル強化を進め、2023年5月から2024年4月にかけて第1期、2024年6月から2025年5月にかけて第2期を実施した。
2期の事業を通して、トゥアンザオ郡の6つの幼稚園の園児400人以上、教員・保健・調理スタッフ40人以上を支援した。5月27日には、第2期事業で整備した給食調理施設の引き渡し式が開催された。
森永乳業グループとWVJの「Smiles & Health for Children」での連携は2期をもって終了する一方、森永乳業グループは、同プログラムの第3期を2025年7月より開始する。
第3期では、国際NGOプラン・インターナショナルをパートナーとし、支援対象地域をこれまでの対象地域であるディエンビエン省に加えて西北部地方ライチャウ省にも拡大するとともに、支援対象年齢を幼稚園児から小学生にも拡大する。
さらに第3期では、対象者を生徒の保護者に加えて、地域在住の10歳未満の子どもを持つ保護者にも広げ、取り組みを継続していく。また、第1期・第2期支援幼稚園のモニタリングとフォローアップも継続する計画だ。