- ベトナムの2園で給食調理施設を建設完了
- 第2期で支援先を3園追加、計6園に
- 給食設備の改善と栄養の知識・スキル向上
森永乳業株式会社(東京都港区)は2023年5月より、国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)と、子どもたちの健康・栄養改善への貢献を目的としたベトナム幼稚園給食支援プログラム「Smiles & Health for Children」を開始している。
(C) 森永乳業 |
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このほど、第1期プログラム(2023年5月~2024年4月)の取り組みとして、西北部地方ディエンビエン省トゥアンザオ郡の幼稚園2園内において、それぞれ衛生環境を整えた給食調理施設の建設を完了し、トゥアンザオ郡当局に寄贈した。
11日には、ベトナム政府関係者を含むプログラム関係者などが参加し、支援先幼稚園において給食調理施設の引き渡し式を行った。
第2期プログラム(2024年6月~2025年5月)では、新たな支援先として同郡内の3園を対象に加え、計6園を対象として取り組みを拡大する。
第1期の支援先3園については、引き続き子どもたちの健康・栄養状態やスタッフの栄養・衛生に関する知識やスキルのモニタリングやフォローアップを行う。
また、第1期から継続し、WVJとの連携を通じて、チャイルド・スポンサーシップ・プログラム(地域開発プログラム)に参加し、支援先幼稚園の子どもたちとの交流を深め、健康と栄養状態の改善に向けた支援を行っていく。
第2期の被益者数は園児310人と教員・保健・調理スタッフ22人。同事業では、◇給食設備の改善、◇栄養・衛生に関する知識とスキルの向上、◇教員と保健スタッフに対する子どもの栄養・健康の測定に関する知識と技術の強化を行う。