資源環境省と米国の内務省代表団は17日、気候変動に関する越米作業グループを設置することで合意した。これは科学技術に関する越米相互協力協定で公約された内容を実現する第一歩となるもの。米側代表団は、気候変動に関する協力を実施することにより、両国が解決すべき問題への理解を深めるとともに、気候変動に対するよりよい対処方法を探ることができるとしている。
米側代表団はまた、メコンデルタ地方カントー市のカントー大学に「デルタ研究・地球観測センター(DRAGON)」を設立したと発表した。同センターは世界のデルタ地帯を専門に研究する施設で、ベトナムのメコンデルタと米国のミシシッピデルタも対象になっている。