- 第15期国会第10回会議の準備会合を開催
- 10月20日開幕、42~45日間
- 政府と国会の一層の連携が不可欠
ファム・ミン・チン首相とチャン・タイン・マン国会議長は15日、第15期(2021年~2026年任期)国会第10回会議の準備に関する会合を共同で開催した。
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第10回会議は10月20日に開幕し、42日間から45日間にわたり、45の法案・決議と13の経済社会関連案件などを審議する予定だ。
チン首相は、膨大な議題に対応するためには、政府と国会の一層の連携が不可欠だと強調した。各省庁に対し、実務に沿った立法や行政手続きの簡素化、デジタル化と人工知能(AI)の活用による業務効率化を指示した。法律については「短く、分かりやすく、実行可能に」と述べ、国民の負担軽減と実効性の確保を求めた。
マン国会議長は、残り1か月余りで準備を終えるため、夜間や週末も活用して迅速に対応する方針を示した。さらに、国会資料の早期の電子化とアプリ配信、討議時間の短縮などの具体策を提示し、会期中の質の向上を図る考えを示した。
両氏は会議を通じ、法案審議の円滑化に向けた工程管理、デジタル化、監督強化などに関する認識を共有した。さらに、国民の生活や経済成長を支える重要な法整備を予定通り進める決意を確認した。