5月5日に開幕した第15期(2021年～2026年任期)国会の第9回会議が27日に閉幕した。今国会では34本の法律を可決し、14本の決議を採択した。

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　ブー・ミン・トゥアン国会官房副長官は27日、第9回会議の結果を発表する記者会見で、今国会で最も重要なことは憲法の120条のうち5条を改正・補足する決議を採択したことだと強調した。

　決議によると、地方の郡レベルの行政区(省・中央直轄市傘下の市、区＝quan、郡＝huyen、町＝thi xa)を廃止し、現在の◇省・中央直轄市レベル、◇郡レベル、◇村レベルの行政区(街区＝phuong、村＝xa、特区＝dac khu)の3層構造から、◇省・中央直轄市レベル、◇村レベルの2層構造に移行する。これに伴い、行政単位数は省・中央直轄市レベルが63から34に、村レベルは1万0035から3321にそれぞれ削減される。

　国会はまた、第15期の国会議員および人民評議会議員の任期短縮と、第16期(2026～2031年任期)の国会議員および人民評議会議員の選挙日を2026年3月15日(日)とする決議も採択した。

　このほか、今国会で可決された主な法律は以下の通りとなっている。

◇改正地方自治体組織法

◇改正雇用法    

◇改正特別消費税法

◇デジタル技術産業法

◇広告法の一部を改正・補足する法律

◇改正法人税法

◇企業法の一部を改正・補足する法律

◇国籍法の一部を改正・補足する法律

◇刑事法の一部を改正・補足する法律

◇個人情報保護法