レ・ミン・フン首相とタイのアヌティン・チャーンウィーラクン首相は8日、ハノイ市で会談し、両国関係が過去最高の発展段階にあると評価した。両首相は、包括的・戦略的パートナーシップをより実質的かつ効果的に推進することで一致した。
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政治・安全保障と地域協力
両首相は国防・安全保障の協力を強化し、海上合同パトロールの維持や、麻薬、人身売買、ハイテク犯罪などの国境を越える犯罪防止で連携することに合意した。いかなる個人や組織にも自国領土を利用して相手国に反対する活動をさせないことを再確認した。また、1982年の国連海洋法条約(UNCLOS)に基づく南シナ海に関する東南アジア諸国連合(ASEAN)の共通の立場を推進する。
貿易額500億USDの目標
経済分野では「3つの接続」戦略を展開し、交通、物流、航空、観光の接続を促進する。双方向貿易額を早期に250億USD(約4兆円)とし、将来的には500億USD(約8兆円)に引き上げることを目指す。フン首相は外国投資家を歓迎すると強調し、アヌティン首相もタイ企業のベトナムへの投資拡大を奨励するとともに、ベトナム企業のタイへの投資に期待を示した。
オオヅルの譲渡
アヌティン首相は、チャムチム国立公園のオオヅル保全プロジェクトを高く評価し、生物多様性保全のため、タイからベトナムへオオヅルを譲渡する用意があると強調した。
また同日には、フン首相のダオ・ティ・ビック・トゥイ夫人が、ラオス、カンボジア、タイの3国の首相夫人とともにハノイ市の文廟・國子監を訪問した。夫人らは、ノンラー(すげ笠)への絵付けなどの伝統工芸を体験し、文化交流を通じて周辺国との友好関係を深めた。





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