新田ゼラチン、ロンハウ工業団地でゲル化剤製造工場を竣工

2014/08/05 06:00 JST配信

 食用、医薬用、写真用ゼラチンの製造・販売などを手掛ける新田ゼラチン株式会社(大阪市浪速区)の合弁会社、ニッタゼラチンベトナム(Nitta Gelatin Vietnam JV CO.,LTD.:ロンアン省)は2日、メコンデルタ地方ロンアン省のロンハウ工業団地で天然由来の食品添加物であるゲル化剤の製造工場を竣工した。

 ニッタゼラチンベトナムは、ベトナムにおける同社代理店のシャンハイインターナショナルトレーディング(Shanghai International Trading Co.,Ltd.:ホーチミン市)との合弁会社として2013年1月に設立された。

 新田ゼラチンの曽我憲道代表取締役社長によると、同社は1918年に創業、現在では世界約50か国・地域で同社製品が販売されるまでになっており、日本国内シェアは60%、世界シェアは第4位という世界有数のゼラチンメーカーとなっている。現在、◇日本、◇米国、◇カナダ、◇中国、◇インド、◇ベトナムの6か国で17工場の拠点を持つ。今後、日本国内で培ったゲル化剤の配合ノウハウを活用し、ベトナム国内外の食品メーカーに「新食感」のゲル化剤製品を提案していく計画だ。

 なお、ロンハウ工業団地には現在、同省の各工業団地に入居する日系企業全体のうち3分の2に相当する約40社の日系企業が入居している。同工業団地では、日系中小企業の誘致に注力しており、入居企業への基本インフラや労働環境を整えるとともに、入居企業の要望を満たすべくサービスやサポート体制を更に強化していく方針。

 同工業団地は、ホーチミン市中心部から約19km、フーミーフン新都市区から約12km、新サイゴン港から約3kmという好立地にある。建設中のベンルック~ロンタイン間高速道路が完成すれば、南部のアクセスが向上し利便性が一層高まり、更なる企業誘致に繋がると期待されている。

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