東南部バリア・ブンタウ省人民裁判所は6日、ブンタウ市在住のブイ・フオン・ビン被告(30歳)に傷害致死罪で懲役8年の判決を出した。
ビン被告は2006年10月15日午後3時ごろ、ブンタウ市内のハーロック港の桟橋で釣りをしていた。そこへ同港で働く3人組みの男が、日ごろから敵対している別のグループを探してやって来た。ビン被告は3人の中の1人と知り合いだったこともあり、冗談のつもりで「皆帰ったぜ。残るは俺だけだ。殴りたいなら殴りな」とまるで自分が敵対グループの一員であるかのような発言をしたところ、3人組から問答無用で袋叩きにされた。
ビン被告はいったん家に帰り物干し竿を取って戻ると、3人組に反撃しようとしたが、もみ合う内に、誤って近くにいたトゥアンさんという関係ない男性の頭を殴打してしまった。トゥアンさんは病院に緊急搬送されたが、2日後に死亡した。