メコンデルタ地方カントー市トットノット郡チュンニュット村の警察に14日、同村内に住むニュンちゃん(11歳)が2日前から帰宅せず行方不明になっているとの通報が家族から寄せられた。同日、ニュンちゃんの通う小学校の近くの運河で女子児童の遺体が発見され、ニュンちゃんであることが判明した。
地元警察は、ニュンちゃん殺害の容疑者として近くに住むフイン・ティ・キム・タイン(16歳)という少女を逮捕した。同容疑者の供述によると、ニュンちゃんが身に着けていた金のアクセサリーを奪って借金返済にあてようと殺害を思い立ったという。タイン容疑者は12日昼、遊びに行こうとニュンちゃんを誘い出すことに成功し、人気のない場所で首を絞めて殺害した。ニュンちゃんのネックレスとイヤリングはタイン容疑者が73万5000ドン(約5300円)で金(きん)販売店に売却していた。