北部ランソン省のD郡人民裁判所で、同裁判所のS判事がN副裁判所長の指にかみつくという珍事が起きていたことが分かった。
事件当日、昼食を終えた2人は仕事に関する問題で激しい口論となり、すぐに取っ組み合いのけんかとなった。N副裁判所長がS判事にパンチを食らわせようとしたところ、S判事はN副裁判長の親指にパクリとかみ付く騒ぎになったという。同僚らの仲裁でけんかは一段落したが、指がはれ上がってしまったN副裁判所長は病院に治療に行ったきり1カ月近くが経過した今も帰ってきていない。
本紙の取材に対し同裁判所のある幹部は、N副裁判所長の帰りを待ってこの事件の処理を行う予定だと話した。