5日午前、中部ダナン市のタイフィエン高等学校で、同校3年の女子生徒グエン・ティ・トゥイ・チャンが「国防教育」の授業中、隠し持っていた手りゅう弾のピンを抜いて爆発させるという事件が起きた。この爆発でチャン本人が左手や首や顔にけがをしたほか、隣の席に座っていた女子生徒も目を負傷し、2人とも病院に救急搬送された。チャンのかばんの中からはもう一つ別の手りゅう弾も発見された。
専門家らによると、この手りゅう弾は訓練用のもので殺傷能力は高くないという。同校のレ・チュン・チン教諭は、国防教育の授業内容には手りゅう弾に関するものはなく、なぜチャンが手りゅう弾を持ってきたのかは分からないと話している。現在、警察が手りゅう弾の入手経路などを捜査している。