東南部バリア・ブンタウ省のブンタウ港国境警備隊は8月28日夜、タンカンカイメップ株式会社などの協力を得て、港内に停泊していた外国船から財産を盗み出した23歳から32歳までの男6人を現行犯逮捕した。
6人は夜陰に乗じて同省タンタイン郡のインターフラワー港に停泊中のスイス船籍の船「シルブレッタ号」に侵入し、噴霧塗装機1台と鉄製滑車装置17台(合計6000万ドン相当<約31万円>)を盗み出していた。犯行が発覚すると、6人は海に飛び込んで逃亡を図ったほか抵抗して複数の警備隊員に軽症を負わせた。
6人はいずれも前科持ちで定職に就いておらず、ホーチミン市カンゾー郡のマングローブ林に住み着き、夜になるとエンジン付きの小型ボートで外国船に近付いては窃盗を繰り返していたという。