2日朝、中部高原地方コントゥム省のコントゥム総合病院に生後1カ月の男児チャン・バン・ミンちゃんが運び込まれた。診察の結果は脳外傷で、脳挫傷の恐れがあると診断されたほか、右腕と左ひざ膝にも外傷を負っていた。
ミンちゃんの母親ファン・ティ・ビエンさん(33歳)によると、1日午後2時ごろ、夫のハイさん(35歳)の外出中にハイさんの両親と2人の姉が刃物を持ってハイさん宅にやってきて、庭の木や家の中の家具などを破壊した後、ビエンさんとミンちゃんを襲ったという。
騒ぎを聞きつけたビエンさんの兄が警察とハイさんに連絡し、ビエンさんとミンちゃんを地元の診療所に搬送した。ハイさん夫婦によると、昨年9月ごろからハイさん夫婦とハイさんの両親との間で土地をめぐる争いがあり、ハイさんの母親とビエンさんの仲も悪かったという。