南中部クアンガイ省ギアハイン郡ハインティンタイ村警察は4日、生後1カ月の実の娘リーちゃんを床に叩きつけて死亡させた疑いで同村在住のファム・タイン・フオン容疑者(21歳・男)を逮捕した。
フオンの妻ブイ・ティ・ホアさん(21歳)によると、ホアさんは子どもを産むために実家に帰っていたが、出産後フオン容疑者が家を訪ねるたびにホアさんの父親ブイ・ヒュー・トンさんとの間でいさかいが生じていたという。
4月3日午後3時ごろフオン容疑者がホアさんの実家を訪れた際にも、トンさんは同容疑者を家に入れようとせず2人は激しい口論になった。フオン容疑者はホアさんに「俺と実家のどっちを選ぶんだ!」と迫り、ホアさんがもうしばらく実家にいたいと答えると同容疑者はゆりかごに駆け寄り眠っていたリーちゃんを抱きあげ床に叩きつけた。リーちゃんは病院に救急搬送されたが間もなく死亡した。