中部高原地方コントゥム省コントゥム市タンロイ地区で9日午後に発生した火災により同省で最大の「ニャーロン」と呼ばれる高床式集会所が全焼した事件で、同地区警察は10日、コントゥム市内の中学校の中学4年生グエン・タイン・ロン容疑者(15歳・男)が放火を自首したことを明らかにした。
警察の調べによると、ロン容疑者は9日午前9時ごろ、4人の友人(いずれも17歳)とこのニャーロンを訪れ酒を飲み、友人らにからかわれ挑発されて放火してしまったという。同容疑者は9日夜10時ごろ、家族に付き添われて地元警察に自首した。
タンロイ地区人民委員会によると、このニャーロンは2000年に建設されたもので、毎年多くのイベントや祭りが行われ、大勢の観光客が訪れていたという。