9日午前7時ごろ、北中部ゲアン省のタンキー郡総合病院で早朝会議に出席していた男性医師が同僚ら3人を刃物で切りつけた後、自分の胸を刺して自殺するという事件が起きた。
この会議中、チャン・ズイ・タイン医師(36歳)は看護師のグエン・ティ・ホン・ハインさん(34歳・女性)と口論となり、タイン医師は隠し持っていた刃物でハインさんの首と肩に切り付けた。タイン医師は、止めに入った同僚のスー医師とクン医師にも刃物を振るって負傷させた後、会議室の隅に行き刃物を自分の胸に突き刺して自殺した。ハインさんは重傷、2人の医師は軽傷を負った。
同病院のカオ・ティエン・タイン院長によると、タイン医師とハインさんは以前から折り合いが悪く、病院側からも数回にわたって注意していたが2人の関係は改善されなかったという。