16日午後、長時間にわたり深く眠り目覚めないとして、同じ民間の託児所に通うニーちゃん(2009年生)とドクくん(2009年生)の幼児2人が、東南部ビンズン省トゥンアン町の私立ホアハオ病院に搬送され、緊急入院した。16日付ベトナムプラスが報じた。
ニーちゃんは5日前からこの託児所に預けられたたばかりで、事故当日の午前11時頃、マイさんの友人が代わりにニーちゃんを迎えに行ったところ、託児所に預けられている幼児はみな寝ている状態だったという。自宅に連れて帰り数時間たってもニーちゃんが目覚めないため、マイさんは救急車を呼んだ。
二ーちゃんとドクくんは、医者らにより点滴などの措置がとられた後も数時間眠り続けたままだったが、その後目を覚まし退院した。同病院の医師によると、2人とも血液や呼吸などに問題はないという。深い眠りの原因は、託児所の飲食物に眠気を起こさせる何らかの物質が混入していた可能性があると見られている。
17日付のトゥオイチェー紙(電子版)によると、17日午前10時ごろ、トゥンアン町トゥアンザオ地区の警察がニーちゃんの通っていた託児所に立ち入り捜査したところ、睡眠薬が見つかった。警察は無許可で託児所を経営していたとして、経営者のボー・ティ・イー(57歳・女)を行政処分とした。