ホーチミン市ビンタン区ビンフンホア地区で7日21時ごろ、夫が妻を殴りつけ、さらに口に釣り針を刺して引きずり回して負傷させる事件が起きた。9日付グオイラオドン紙(電子版)が報じた。
調べによると、事件当日、酒に酔った夫のフイン・ゴック・ティエン(33歳)が妻のN.T.H.Vさん(26歳)に殴る蹴るなどの暴力を振るい、その場にいた娘が助けを求めた。その声に気付いた付近住民が駆けつけたが、ティエンはドアを施錠し、Vさんの洋服を剥ぎ取り全身を殴り続け、さらにはVさんの口に釣り針を刺しVさんを部屋の中で引きずり回した。
付近住民の助けで救出されたVさんは病院に搬送され、すねと足の指を骨折しているほか、下唇が裂けていることが確認された。警察はティエンを現行犯逮捕し、裏付け捜査を進めている。