北中部ゲアン省イエンタイン郡ナムタイン村にあるレンコー採石場で1日、岩壁が突如崩落し作業中の作業員18人が死亡、6人が重傷を負った。2日付コンアンニャンザン紙(電子版)が報じた。
同採石場は2007年に操業を開始し、作業員の大部分は単純労働者で、事業主は労働案件基準を遵守していなかった。採石場では通常、岩壁の上方部から徐々に下方部へ発破を行っていくが、同採石場では岩壁の下方部から発破していたことで上方部の岩壁が崩落したと見られている。
なお、同採石場は今回の事故により操業停止処分となり、現在は事故原因の究明が進められている。