ハノイ市警察麻薬犯罪捜査課はこのほど、麻薬吸引具の密売所を摘発し、3400個以上の吸引具を発見、押収した。同市では過去最大の摘発となった。4日付ハノイモイ紙(電子版)が報じた。
警察は、ドンダー区のデラタイン通り、ランハ通り、ザンボー通りの交差点近くで麻薬吸引具を密売していたグエン・バン・ニャット(30歳)を現行犯逮捕した。ニャット容疑者の供述から、同容疑者の実姉グエン・ティ・ドン(32歳)と妻グエン・ティ・ホン(22歳)も密売に関与していたことが分かった。
警察は2人の密売所や住居を家宅捜索し、各種の麻薬吸引具合計約3400個を発見したため、2人を逮捕した。2人は、カセット式ガスバーナー、ライター、たばこなどの販売を装いながら、麻薬吸引具を密売していた。