16日午後、東北部ラオカイ省ラオカイ市キムタン地区在住のグエン・タオ・オアインちゃん(11歳)がサーカスの象に踏み殺さるという痛ましい事件が発生した。17日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
この象は6日から16日にかけて同市で公演を行ったサーカス団に所属していた。サーカスの公演は毎晩8時から行われていたが、事件当日はサーカス開演の前から多くの保護者が子供を連れて象を見に来ていた。目撃者の証言によると、オアインちゃんが象にサトウキビをあげようとしたところ、急に怒り出した象がオアインちゃんを鼻で地面に叩きつけ、足で踏み潰したという。このとき象は檻に入っていなかった。警察はサーカス団の危機管理に問題がなかったか調査を進める方針だ。