北中部ゲアン省ジエンチャウ郡の第2ジエンチャウ高校に通う、3年生の女子生徒チュー・ティ・Dさん(17歳)は11日、授業中に突如として腹痛を訴え、救急車で病院に運ばれた。13日付ティンモイが報じた。
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搬送先の同郡フージエン総合病院では、診察した医師らが慌てふためきながら、緊急事態なので家族にすぐ来てもらうようDさんに勧めた。しかし、彼女の家族は病院から離れた所に住んでいたため、到着するのには時間がかかりそうだった。「時間がない」決断した医師らは、Dさんをベッドに寝かせ処置を始めた。そして、15分後、Dさんは元気な男の子の赤ちゃんを出産した。
Dさんの母親は離婚後、海外へ出稼ぎに出ており、娘の妊娠については全く知らなかったという。