東南部ドンナイ省ビエンホア市ブーホア地区で17日午後、同地区にある民間の託児所に通っていた幼児2人が託児所近くの池で溺れ、救助された後にとんでもない応急処置を受けて、このうち1人が死亡した。
(C) dantri |
死亡したのは、ホアちゃん(男児・3歳)とミーちゃん(女児・1歳半)の2人で、池で溺れたところを周りにいた大人たちが慌てて救助した。そこまでは良かったが、その後、この大人たちは、「子供たちがびしょ濡れで寒そうだから、暖めないと」と言って、2人を熱湯の入った釜に浸からせ大火傷を負わせた。
ドンナイ省総合病院に緊急搬送されたときの2人は心肺停止状態だった。懸命な救命措置により、一旦は蘇生したものの、ミーちゃんは重度の火傷が原因で、翌日の夜に死亡。ホアちゃんも昏睡状態が続いており、危険な状態が続いている。
なお、2人が通っていた託児所は1日4万ドン(約195円)で幼児を預かっていたが、2人が池で溺れたとき、保育士は買い物に出かけていたという。