北部紅河デルタ地方ハイフォン市警察は27日、同市カットビー国際空港で違法薬物所持の疑いがある男性客を発見し、取り調べを行っていたことを明らかにした。保安検査員は、男性のポケットの中から白い結晶が入ったビニール袋を発見。麻薬所持の疑いが持たれた男性だったが、結晶の正体はワキガの消臭対策で使うミョウバンだった。
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17日午前10時頃、保安検査員はN・T・Aさんのズボンのポケットから問題のビニール袋を発見。Aさんは、ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)が運航するハイフォン発バンメトート行きの「V6571便(午前10時40分発)」に搭乗予定だった。
Aさんは袋の中身がワキガ対策で使うミョウバンであると説明。Aさんの持ち物からは、それ以上の怪しいものは見つからなかった。保安検査員はその後、違法薬物所持の疑い事例が発生したことを航空局や航空会社の代表者に報告。空港警察にも通報して、男性は取り調べを受けることとなった。
ことが大事となったため、Aさんは予定していた飛行機への搭乗を諦め、警察に協力して自身の潔白を証明することに全力を注いだ。その後の警察の調べで、Aさんが所持していた結晶は、本人が話した通りミョウバンであることが判明。Aさん本人からも薬物反応は一切出なかった。