ホーチミン市ゴーバップ区ファムバンドン(Pham Van Dong)通りにある踏切で、まだ安全柵が出ていないにもかかわらず、サイゴン駅に向かう機関車が道路に侵入し、あわや大惨事という出来事があった。
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安全柵が出ていなかったため、目の前に迫りくる機関車を見て、多くの車両が急停止しなければならなかった。この様子を撮影した画像がインターネット上に出回っており、鉄道運行会社の安全管理に対し、怒りと不満の声が上がっている。
地元メディアによると、この事故は8日午後2時頃に発生。前方の踏切に安全柵が出ていないことに気付いた運転士が慌てて機関車を徐行に移行させ、その後、機関車は踏切に入ったところで停車した。
この事故により、ファムバンドン通りの踏切は、安全が確保されるまで一時通行止めとなった。幸いこの事故による負傷者は出なかった。現在、専門機関が事故発生の原因を調査している。