トイレ停車拒否のバス運転手暴行事件、女性客が謝罪

2023/03/02 14:15 JST配信

 17日午前に南中部沿岸地方カインホア省ニャチャン市で発生した、長距離バス運転手に対する暴行事件で、加害者の男性2人と暴行を指示したと見られる女性客1人がビンミンバス(Binh Minh Bus)の運転手に謝罪し、被害者家族に対する損害賠償を支払った。

(C)Dan Viet
(C)Dan Viet

 事件の経緯はこうだ。ドライバーのT・H・A・Vさん(男性・41歳)が運転する長距離バスは16日、ホーチミン市から南中部沿岸地方カインホア省ニャチャン市に向かって出発。バスがホーチミン~ロンタイン(東南部地方ドンナイ省)~ザウザイ(同)間高速道路を走行中、女性客T・M・Hさんが腹痛を訴えてトイレ停車を要求。しかし、Vさんは高速道路での急停車は出来ないとし、これを断った。

 Vさんは停車可能な優先レーンを探したが、女性客は降車を拒否して、Vさんに暴言を吐いた。その後、バスが停留所に停まると、女性客はトイレのため降車した。17日午前6時ごろ、バスが目的地のニャチャンに到着してトーフー(To Huu)通りに停車すると、突然車内に男性2人が乗り込んできて、Vさんに暴行を加えた。

 暴行を受けたVさんだったが、「女性客と男性2人から直接謝罪を受けた。彼らは自分たちの行為が誤りだったと気づき、謝罪に訪れたので、全て水に流すことにした」と話した。

 Vさんによると、この事件が家族の精神状態と仕事に与えた影響は大きかったという。Vさん自身、15日も仕事を休まなければならなかった。女性客と男性2人は1000万VND(約5万7000円)の損害賠償を支払った。家族は今回の謝罪を受けて、被害届を取り下げた。

 なお、地元警察は今回の件について、行政処分を下すべきか市の判断を仰いでいる。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 17日午前、長距離バスの車内でドライバーに対する暴行事件が発生したが、今のところ加害者からの謝罪の...

新着ニュース一覧

 シンガポール系グラブ(Grab)の現地法人グラブベトナム(Grab Vietnam)は、純電気自動車(BEV)やプラグイ...
 ホーチミン市タンビン街区で8日、北海道産の濃厚でなめらかなソフトクリームを中心としたスイーツカフ...
 韓国の食品大手である熊津食品(Woongjin Foods)が、ベトナム法人の「熊津食品F&Bビナ(Woongjin Foods F...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 2026年7月2日、旧地名「サイゴン・ザーディン」が故ホー・チ・ミン主席の名を冠した「ホーチミン市」に...
 ハノイ市のノイバイ国際空港は、国内線が発着する第1旅客ターミナル(T1)で生体認証キオスクの本格的な...
 台湾の電子機器メーカーであるウィストロン(Wistron Corporation)は、完全子会社であるウィストロン・...
 米経済誌フォーブス(Forbes)がこのほど発表した世界の公開会社上位2000社のランキング2026年版「フォー...
 スペインの高等科学研究院(CSIC)のサイバーメトリクスラボ(Cybermetrics Lab)が先般発表した2026年版第...
 ハノイ市警察傘下交通警察部は、市民が行政手続きを終えた後に、担当した警察官のサービス品質をQRコー...
 今年1月初め、ハノイ市で大型トラックにひかれ、下半身の大部分を切除する大手術を受けた17歳の少年D・...
 ハノイ市の不動産市場で、2026年1~6月期のマンション新規供給量が過去数年で最高水準を記録した一方、...
 ホーチミン市発展研究所(HIDS)は、同市で整備が進む都市鉄道(メトロ)の路線名および駅名に関する住民ア...
 ベトナムのIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)グループの日本法
 建設省は、「2050年までを視野に入れた2021~2030年の全国空港開発計画」の調整案を承認した。これによ...
 外務省の発表によると、ベトナムは、深刻な地震被害を受けたベネズエラに対し、災害からの復旧と生活の...
トップページに戻る