ベトナム祖国戦線中央委員会トゥアティエン・フエ省支部は8日、同支部で幹部を務めるT・B・T氏が、泥酔し半裸になって街中で暴れまわり、市民と旅客の反感を買った件について懲戒会議を開き、警告処分とすることを決定した。
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これに先立つ1日、ある市民が、酒に酔って下品な言葉を発しながら暴れている男性の写真をSNS上に投稿。この騒動は、5月31日の午後10時ごろ、トアカム観光船乗り場で発生した。酩酊状態の男性は、周囲の助けを借りて船から降りると、休憩するため管理室に向かったが、そこで嘔吐。シャツとズボンを脱いで、周囲を罵りながら暴れた。
当時周辺には、大勢の地元住民や観光客、観光船の乗組員などがおり、この様子を目撃していた。観光船乗り場のスタッフたちになだめられた男性は、その後、親戚に連れられて帰宅。SNS上に写真が投稿されると、問題の男性がベトナム祖国戦線中央委員会トゥアティエン・フエ省支部の幹部であることが判明して、瞬く間に拡散され、批判の的となっていた。
騒動を起こしたT氏は当局に対し、反省の意思を示しているという。