南中部高原地方ダクノン省ザーギア市警察は20日、飲酒運転の検問でアルコール濃度を測定していた際、突然自分のバイクに火を放ったとして、公務執行妨害の男を逮捕したと発表した
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逮捕されたのは、同省ダクミル郡在住のN・H・P容疑者。これに先立つ18日午後8時20分頃、同市交通警察が飲酒運転の検問を行っていた際、飲酒運転の疑いで2人組の男性を呼び止め、バイクを運転していたN・X・D氏にアルコール濃度検査を行った。
検査の結果、呼気中アルコール濃度が0.4mgを超えており、飲酒運転が認められたため、規定に従って書類を作成し、処分を下すこととなった。この時、後部座席に乗っていたP容疑者(バイクの持ち主)が警察官に対し、収納スペースから物を取り出したいと願い出て、警察官がこれを許可したところ、容疑者は突然ガソリンキャップを開けてライターで火をつけた。
交通警察官がすぐに気づいて、P容疑者からライターを取り上げたが、時すでに遅く、ガソリンに引火したバイクはあっという間に全焼してしまった。