カントー市では6月はじめから荷車が急増している。これは6月1日より同市内を通る国道1号線、91号線で原動機付またはなしのxe loi(バイクまたは自転車の後ろに荷台をつけた運搬用)と原動機付Xe Ba gac(バイクの前に荷台をつけ同じく運搬用)の昼間の使用が禁止になったことに伴う現象で、カントー市ではこの禁止措置により荷車がいたるところで見られる
これは、依然として運搬需要があるにもかかわらずこれら運搬用バイクの使用が禁止されたためで、一部の製造工場などやXe loi運転手などはバイクと荷台を切り離し荷台部分にさらに1つまたは2つの車輪を取り付けそれを手で引いて運搬するという荷車方法を取っている。
しかしながら、国道1号線、91号線を通行する一部のXe ba gac運転手の中には、荷台部分に同じく車輪を追加取り付けしバイクを堂々と運転し、交通警察の検問所前まで来るとバイクと荷台を切り離し、荷台にバイクを放り込み、荷台を手で引いて検問を通過したあとまた荷台からバイクを降ろし取り付けそのまま運転し続ける者もいるという。
※Xe loiはまた市民の交通として荷台に座席を設けミニバス代わりに使用されてきていましたがこの禁止措置で上記路線でのバス利用客が急増して超満員状態が続いているそうです。