オーストラリア:越僑マネロングループを摘発、ベトナム航空操縦士も関与

2006/10/12 07:18 JST配信

 オーストラリア警察は6日、麻薬取引とマネーロンダリング(資金洗浄)に関与したとして、女性4人を含む9人の越僑を逮捕した。このグループは、シドニーとメルボルンで営んでいた送金所を隠れ蓑にして、1年足らずで約7000万米ドル(約83億円)をマネーロンダリングしていた。彼らはそれらのカネがオーストラリア国内での麻薬取引によるものであることを知っていたとされており、家宅捜索では大量の麻薬も押収された。

 調べによると、容疑者らは東南アジア各国行きの飛行機に10万オーストラリアドル(約890万円)を入れたスーツケースを持ち込み、数回に分けて運んでいた。昨年7月以降、ベトナム航空の便を利用して総額1050万オーストラリアドル(約9億3000万円)が海外に持ち出されたと見られている。

 また今年6月、ベトナム航空の操縦士が50万米ドル(約6000万円)を申告せずに持ち出そうとしてシドニー空港で逮捕されているが、この他にもベトナム航空の複数の操縦士がこのグループに何らかの形で関与している可能性が浮上しており、地元警察は合わせて捜査している。

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