キエンザン省フーコック島でフーコック犬を飼育しているレ・クオック・トゥアンさんは、2007年オープンを目指し、現在フーコック犬専用レース場の建設を急ピッチで進めている。フーコック犬はフーコック島原産の希少種で、現在は国内に数千匹しか存在しないとも言われている。
設計によると、コースの長さは約700メートルで、砂地や小川、木などが配置され、自然に近い環境下でフーコック犬の特性を遺憾なく発揮できるように工夫されている。トラックの隣にはフーコック犬の研究室や病院に加え、フーコック犬が狩りをできるように森林地帯も用意され、総面積は8ヘクタールに及ぶという。