文化情報省と公安省の共同調査団は3月27日、ホーチミン市内にあるIT企業2社を家宅捜索し、ソフトウェアを違法にコピーしたCD-ROM150枚以上と、パソコン24台を押収した。捜索を受けたのは、いずれも市内1区にあるグリーンテック社とカオミンザー社で、両社はそれぞれ1500万ドン(約11万円)の罰金処分を受けた。
違法にコピーされたソフトウェアは、マイクロソフトWindowsやOffice、オートCAD、ベトキー(Vietkey)、WinZipなどいずれも人気のソフトウェアで、総額10億ドン(約740万円)相当に上る。文化情報省では、ソフトウェアの著作権保護は、今年特に重点的に取り組む問題の一つとしており、今後取り締まりが強化されるものと見られる。