ホーチミン市3区の高級マンション「ザ・マナー」のAE305号室に住むグエン・ティ・ビンさんは、16万7000米ドル(約2000万円)で購入した自宅で下水が逆流するという災難に見舞われる羽目になった。
ビンさんによると、17日の夕方仕事を終えて帰宅すると強烈な悪臭がしており、トイレの床に汚物や汚水があふれていたという。その後、アパートの管理部が修理を行なったものの、21日にも同様の事態が発生した。
管理部の調べによると、マンション建設時の建設資材のくずが下水管に詰まっているためで、トイレの使用に問題があったわけではないと判明した。このため、ビンさんは同じマンションの空き室に無料で移動させるよう求めているが、このマンションを販売したビテクスコ社はこれに同意しておらず、両者の対立は深まっている。このマンションでは昨年10月にもトイレから汚水が逆流して、購入者とトラブルとなったことがある。