メコンデルタ地方カントー市のハウザンフェリー乗り場で7月28日午後11時5分ごろ、フェリーが船着場から30メートルほど離れたところで、フェリーの最後尾に駐車していたトラックが川に転落する事故が発生した。
トラックはフェリーの最後尾から4メートルの場所に駐車していた。運転手のキュー・バン・トゥアンさん(40歳)と2人の運転助手がトラックの後ろ側に立って話をしていたところ、突然トラックが動き出した。3人は押し止めようとしたが、トラックの動きは止まらずそのまま川に転落した。2人の運転助手は落ちる前に身をかわしたため助かったが、運転手のトゥアンさんはトラックといっしょに川に落ちてしまったという。
フェリーはすぐに船着場に戻り緊急救助作業を行なったが、それから10時間後にトゥアンさんは遺体で発見された。ハウザンフェリー乗り場でこのような事故が起きたのはこれが初めて。