国際協力・総合投資輸出入株式会社(Gelexim)は20日、中部高原地方ラムドン省のダラット市とラックズオン郡にまたがる面積20ヘクタールの敷地で第2ダンキア浄水場を着工した。総投資額は1600億ドン(約10億円)。
ヨーロッパの専門家が輸入した設備の設置やその後の管理を行う。同浄水場ではオゾンなどによる浄水処理を行い、水道の蛇口から直接飲めるほど清潔な水を供給することが可能になる。1日当たりの処理能力は3万立方メートル。完成は1年半後の予定で、給水開始は2009年10月になる見込み。
現在稼動中のダンキア・スオイバン浄水場は処理能力が小さく十分な浄水を供給できていないため、住民の生活、観光活動、病院の医療業務などに影響が出ているという。