農業農村開発省はこのほど、上半期(1~6月)に全国の肥料メーカーを対象に行った肥料の品質・表示調査の結果を公表した。
それによると、調査した201種類のうち34種類で商品パッケージの表示に関する違反が見つかった。その中には、表示内容が不十分なものや他のメーカーの商品と判別しにくいものなどがあった。品質に関しては、201種類のうち40%にあたる81種類が定められた基準を満たしていなかった。これらの低品質の肥料はメコンデルタ地方や中部高原地方、西北部などのへき地で流通していることが多いという。
農業農村開発省は、違反が発見された肥料メーカー25社の名前を公表したが、このうち14社は北部ラオカイ省のメーカーだった。