東南部バリア・ブンタウ省人民委員会は6日、同省タンタイン郡トックティエン村で廃棄物集中処理区の造成工事を着工した。総投資額は785億ドン(約4億円)。
この集中処理区は面積100ヘクタールで、生活ごみ・通常産業廃棄物・有害産業廃棄物・排水の各処理施設、コンポスト加工施設、固形廃棄物の分別・リサイクル施設、事務所などから構成される。省が造成工事を行い、各施設は民間企業の投資を誘致する方針で、すでに7社が投資認可を受けている。
同省では現在約30万トンの産業廃棄物が未処理のままとなっており、毎年約10万トンが積み増しされると予測されている。また有害廃棄物は毎年6000~7000トン、生活ごみは1日当たり700~750トン発生している。一方、同省には2カ所の廃棄物処理施設があるが、いずれも8カ月以上操業を停止したままで、廃棄物処理に支障をきたしている。