グエン・タン・ズン首相はこのほど、「2025年までのホーチミン市地域における大学・短期大学システム整備計画および2050年までのビジョン」の策定目標を承認した。それによるとこの計画は、南部重点経済地域と国の先端産業に有能な人材を供給するとともに、同地域内の大学・短大のキャンパス空間とインフラに関する問題を解決するものでなければならない。
計画策定の対象に含まれる地方は▽ホーチミン市▽ドンナイ省▽ビンズオン省▽バリア・ブンタウ省▽ビンフオック省▽タイニン省(以上、東南部)▽ロンアン省▽ティエンザン省(以上、メコンデルタ地方)−などで、各産業都市の近くに大学・教育都市が配置されることになる。
ホーチミン市地域では、2015年までに大学生数が70万~80万人に達し4500~9000ヘクタールの土地が必要になると見込まれている。さらに2025年には大学生数が110万~120万人に、必要な土地は7000~1万5000ヘクタールに増加するとみられている。