世界遺産にも指定されている南中部クアンナム省の古都ホイアン市で今月9日、初めて「ポリ袋なしの日(ネイチャーデー)」のイベントが実施される。ポリ袋が健康や環境に及ぼす悪影響に関する意識の向上と、ポリ袋を使用しないライフスタイルの奨励が狙い。同市では1~9日の期間、約1万の店舗・世帯がポリ袋を使わない運動に参加するほか、観光客にも協力を呼びかける。
主催者側は、ごみとなったポリ袋100枚と交換に環境にやさしい買い物袋1枚を提供するほか、このイベントに参加登録した店舗には買い物客用のスゲ製バッグを提供する予定。スゲ製バッグは地元の伝統工芸村で生産されたものを利用する。