ホーチミン市の大学生の多くは多国籍企業や外資系企業への就職を希望している――。ニャンベト・マネージメント・グループによるアンケート調査「大学生と職業2009」でこんな結果が明らかになった。
同市内の大学20校の学生450人(66%が4年生)を対象にアンケート調査を実施。その結果、75%の学生が就職先として多国籍企業や外資系企業を希望した。一方国営企業を希望する学生はわずか3.1%だった。就職先として最も人気が高い企業は外資系ユニリーバ・ベトナム・インターナショナルで、回答者の28%が同社を選んだ。地場企業ではベトナム乳業株式会社(ビナミルク)が7%で5位にランクインした。
就職先を選ぶ際の最も重要な要因は「企業の評判」で、次いで「会社の方針」、「労働条件」、「上司の指導力」などが続く。また、92%の学生が企業に対して定期的な研修の実施を求めている。