保健省は13日、メコンデルタ地方ベンチェ省チョラック郡ビンタイン村在住の女性Tさん(19歳)が新型インフルエンザ(A/H1N1)に感染し、12日午前9時に死亡したと明らかにした。新型インフル感染者の死亡は6人目。これまでの死者はホーチミン市(3人)、東南部ドンナイ省(1人)、南中部カインホア省(1人)といずれも南部の在住者だ。
Tさんは3日に疲労と息苦しさを感じ薬を買って自宅で療養していたが病状が悪化、5日に地元の総合病院に入院し、タミフルの投与による治療を受けていたが回復しなかった。13日午後5時現在のベトナムの新型インフル感染者は累計4464人、うち3350人が回復している。