ハノイ市教育訓練局は5日、外国語を教える外国人講師の70%が労働許可証を取得していないと発表した。こうした許可証未取得の外国人講師を雇用している語学教育施設は同市に40カ所近く存在する。
例えば外国語学習センターの「クレバーラーン」では、外国人講師18人中17人がパートタイムの形態で雇用され、「ランゲージリンク・ベトナム」では、外国人講師101人のうち許可証取得者は4分の1に過ぎない。一方、「ハノイ・インターナショナルスクール」や「サクラ幼稚園」などの学校では安定した雇用を行っており、外国人講師全員が許可証を取得している。
市教育訓練局のグエン・クオック・バオ局長は「外国語学習センターは、外国人労働者の雇用や管理に関する規則を厳密に守っていない。今後、外国資本の語学教育施設を調査する予定だ。施設のリストとその調査結果は、教育訓練局のウエブサイト上で公開する」と語った。