グエン・タン・ズン首相はこのほど、「2025年までの固形廃棄物総合管理に関する国家戦略および2050年までのビジョン」を承認した。
戦略は2025年までに、すべての都市で分別収集を実施して固形廃棄物のリサイクル施設を整備することと、都市の生活系固形廃棄物の100%・産業固形廃棄物の100%・建設固形廃棄物の90%・農村の生活系固形廃棄物の90%を収集・処理することを目標に掲げている。特にレジ袋については、2025年までにスーパーマーケットやショッピングセンターなどで使用される量を、2010年比で85%削減するとしている。
さらに2050年までに、すべての固形廃棄物を収集・リユース・リサイクルし、最新のエコフレンドリー技術で処理し、埋め立て量を最小限にすることを目指す。また、固形廃棄物の管理は、「汚染者負担」の原則に従って実施する。