19日午後3時半ごろ、メコンデルタ地方ハウザン省ガーバイ町にある農業農村開発銀行(アグリバンク)の現金自動預払機(ATM)から突然黒煙が立ち上る事故が起きた。これに気付いた周囲の人々が消防署と電力会社に通報、直ちに対応策が取られて大事には至らなかった。
ガーバイ町人民委員会のグエン・バン・ハイ主席は「事故当時、ATMを操作する人がいなかったことが幸いした。ATM内の現金にも被害はなかった」と語った。消防当局によると、火災の原因は電気系統がショートした可能性が高いという。
これより前の今月1日、ホーチミン市でアグリバンクの漏電したATMボックスに接触した小学4年生の少女が感電死する事故が起きている。その後の一斉検査で、多くのATMで漏電していることが確認された。