メコンデルタ地方のカントー市とビンロン省の境を流れるハウ川に架かるカントー橋が4月24日に開通したことに伴い、フェリー利用客が大幅に減少したことを受けて、4月28日午後6時をもってハウザンフェリーの運航が停止された。
フェリーを運航していたカントー橋社のファン・クアン・ズ社長によると、運航停止は交通運輸省の指示によるもの。ただし、休日などにカントー橋で渋滞が発生した場合は臨時でフェリーの運航を行うという。
カントー橋の通行料金の徴収はまだ開始されておらず、現在財政省の承認を待っている段階にある。料金所は全部で12レーンあり、うち2レーンは日本のETCシステムと同様、車載器(OBU)を搭載した車の専用レーンとなる。