グエン・タン・ズン首相はこのほど、ハノイ市とホーチミン市に省レベルの労働関係委員会を試験的に設置することを承認した。労働傷病兵社会省給与賃金部は、多くの地方での設置を提案していたが、ズン首相はまずはハノイとホーチミン市の両都市での設置を指示した。
国レベル労働関係委員会で副委員長を務めるマイ・ドク・チン・ベトナム労働総連盟副議長は、省レベル労働関係委員会の役割について、健全で調和のとれた労働関係構築のための制度・政策、労働争議やストライキの防止・解決のための制度・政策・対策について、省レベル人民委員会主席に助言することだと述べた。
なお、国レベル労働関係委員会(委員長は労働傷病兵社会相)はズン首相により2007年5月に設置が決定されている。