グエン・タン・ズン首相はこのほど、「2010~2020年大学・短期大学教員向けの博士号取得者育成」案を承認した。それによると、目標は2020年までに最低2万人の博士号取得者を育成することで、目標達成のための費用は14兆ドン(約660億円)。
2万人の内訳は、外国教育機関で育成が64%、外国と国内の教育機関の協力で育成が14%、国内のみが20%など。2010~2013年に毎年800~1200人の研究生を外国に派遣、2014年以降は毎年1300~1500人を派遣する。
育成の対象者は、大学・短大教員のほか、研究所の研究員、成績優秀な大学卒業生または修士号取得者などで、育成後に大学教員になることを誓約した45歳未満の者。