6月30日午前、世界遺産に指定されている南中部クアンナム省の古都ホイアン市で古い民家(住所:チャンフー通り72番地)の屋根が落ちる事故が起きた。この民家は老朽化が激しく、住人は危険を感じて3カ月ほど前から別の家を借りて暮らしており、人に被害はなかった。
ホイアン市人民委員会は遺跡保存管理センターの職員を現場に派遣し、関連機関と協力して今後の対策について協議する方針。同市共産党委員会のグエン・スー書記によると、遺跡地区にある古い民家が危険な状態にあることは承知しており補修計画もすでにあるが、資金の不足や制度の不備のため市民が自分で管理する家の補修は進んでいないという。