アセアン・ラーニング・ネットワーク(ALN)に所属するアセアン諸国の大学から約20人の大学生が訪越し、ホーチミン市銀行大学の学生と共に、東南部ビンフオック省での社会事業・経済発展プログラム(SEED)に参加する。16日付VNエクスプレスが報じた。
このプログラムは、貧しい農村地域の農民が経済的に豊かになる方法を探ることを目的にするもので、ベトナムでは初めて実施される。ビンフオック省ドンフー郡タンラップ村の5か所で、カシューナッツ・コショウ・野菜などの栽培、カエル・鶏・イノシシなどの飼育について生産モデルの経済効果を評価し、報告書を作成する。銀行や企業にこのモデルへの資金融資や投資を検討する際の参考にしてもらうほか、地元当局や農民らに経済発展のモデルケースとして紹介する。
プログラムは7月18日から31日にかけて行われる。この期間中、外国人大学生にベトナムへの理解を深めてもらうため多くの文化交流活動も行われる予定だ。