ホーチミン市交通運輸局はこのたび、「2011年~2015年の交通渋滞問題解決計画」を発表した。18日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。
これによると、市内中心部の一部で車両の通行が禁止されるほか、中心部へ乗り入れる車両に対して通行料を徴収、さらに中心部に近付くほど駐車料金と個人車両登録税率が高くなる。また、公共交通機関の増強にも注力する方針で、市内道路にバス専用車線を設けるほか、バスターミナル及びバス停留所向け用地を確保し、8区、チョロン、ベンタイン、クチ、アンスオンなどの各バスターミナルの能力を増強させる計画。
なお、同局の発表データによると現在、同市のバイク台数は490万台、自動車台数は50万台、1日当たりの新規登録台数はバイク1000台、自動車100台となっている。